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くりの木キャンプ場(Kurinoki Campsite)

キービジュアル
フィールド くりの木キャンプ場
入場料 詳細は公式webサイトよりご確認ください
アクセス 〒377-0202 群馬県 渋川市 中郷 2694-197 [MAP]
電話番号 080-6810-3144
利用期間 4/7〜11/24
トイレ あり(すごく綺麗)
チェックイン PM:14:00〜18:00
チェックアウト AM:11:00
宿泊日 2017/9/30 |
ここが良い! 関東平野を見下ろす景色と赤城山からの日の出、榛名の夕焼け。
夜景を見ながらのキャンプは非常にロマンチックで他に類を見ない程貴重な体験ができる。
静かな自然を愉しむ大人のキャンプ場。
体験記 9月末。
気持ち肌寒くなってきたこの季節は非常にキャンプに適した季節。
「いい場所見つけたからキャンプに行こう!」
と相方から突然キャンプの提案で、とあるキャンプ場へ訪れる事になった。
「どんな場所かは秘密」との事。

場所は群馬県渋川市。
埼玉からだと伊香保温泉に向かうようなルートで車を走らせる。
直前に買いものを済ませ、いざキャンプ場へ。
ナビを使い目的地付近に到着したものの、スムーズにキャンプ場へ辿り付けず結構迷ってしまった。
(webサイトに丁寧な案内があります)

受付小屋の前に車を停めて、サイト利用にあたっての説明が始まる。
すると何やらこちらは、家族、ソロの方などが落ち着いて過ごせるキャンプ場を目指しているため
大人のグループのみの参加はできないとのこと。
つまり、友人同士でのキャンプは不可という事になる。
酒と音楽に囲まれてワイワイ騒ぐ
いわば「どんちゃん騒ぎ」するようなキャンパーはお断りという事であろう。

大人は大人らしく、「しっとり自然の静寂を満喫ください」といったスタンスは
ちょっと高級さを感じさせるキャンプ場だ。
しかし、普段から野犬の様なキャンプスタイルの私などに、
綺麗な皿に盛りつけられた高級料理をナイフとフォークを使って上手に食べる事などできるのだろうか。

「お客様、ジャケットはお持ちで?」
お持ちじゃねぇよ!と言ってしまうかもしれない。
否!
郷に入っては郷に従え。
ちゃんとしましょう。
騒ぎません。音楽もかけません。大人なのですから。
ジャケットも着ましょう。
(※くりの木キャンプ場にジャケットは必要ありません)

受付を終え、チェックイン!
本日お世話になるサイトへ向かいいざテント設営開始。
9月後半とはいえ、サイト設営後はやっぱり汗だくである。
暑い・・

各アイテムのレイアウトを決め、とりあえず一服と椅子に座った途端、
眼下に飛び込む街の景色。
ん?街?
群馬の街が見える。

そう、なんとこのキャンプ場は
「夜景が見えるキャンプ場」だったのである。
相方が「どんな場所か秘密」と言っていたのはこのことだったのである。
なんというサプライズ!

夕食の準備をしながら日が沈む間、次第に街の光がぽつぽつと輝き始め
すっかり日も落ちた頃には、目の前に「黄金の様な街の景色」が浮かび上がる!
おぉーすげぇな!なんだこれ!

かつてキャンプをしながらこんな夜景を見たことはない。
こんな景色を見ながら大好きなキャンプができる幸せに感謝である。
ありがとうのんちゃん!これはすごいわ!

ランタンの灯りが邪魔になるぐらいの美しさ。
何度も言うが、これがキャンプをしながらってのが激熱である。
夕食を終え就寝。
この日の気温は15度ぐらいだった。

次の日。
朝食の準備をしながら、辺りを散策。
サイトの近くには綺麗なトイレと炊事場があり、どれもオーナーの手作りだそうだ。
良質なサイトというのは提供する側と使う側のマナーが良い事が多い。
徹底管理されたこちらのキャンプ場は本当に「大人のキャンプ場」といった感じがする。
お湯がでるサイトは私にとって新鮮。

また、それらと隣接するように、珍しく子供が遊べる遊具まで。
子供も大人も愉しめる様に作られたキャンプ場にオーナーの心遣いを感じた。
サイトに戻って、モーニングビール。
昼間から外で飲むコロナ!しみるねー!

キャベツを丸ごと煮込んだコンソメスープに火をかけ
「ピーマンのハロウィン焼き」を愉しむ。
ナイフ一本で顏を創るだけでも料理は結構愉しくなる。

愛犬が走り回る姿。
子供がキャッキャと笑う声。
炭の煙とコンソメの匂い。
これぞ求めていた休日。ゆっくりと静かな時間が流れる。

「くりの木キャンプ場」のチェックアウトはAM11:00。
我々は延長組なので、昼過ぎほどまで滞在していた。
借りていた「天体望遠鏡」を返却し、いざ撤収。
未体験かつ、最高のキャンプを愉しませてもらった。

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