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田貫湖キャンプ場(Tanuki Lake Campsite)

キービジュアル
フィールド 田貫湖キャンプ場(南側テントサイト)
利用料 テント1張:1泊2,500円 タープは1張:1泊1,000円
サイト利用料:1泊200円
キャンプ延長料金(午後3時まで):大人300円/小人100円
アクセス 〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭2929-10 [MAP]
電話番号 0544-52-0015
URL https://tanukiko.com/
利用期間 通年(予約不可/早い者勝ち)
トイレ 3か所あり
チェックイン AM8時〜PM17:00
チェックアウト AM12時 ※延長可
宿泊日 2016/10/15 |
ここが良い! 綺麗なトイレはもちろん、温水シャワー完備。
南側Aサイトからは「富士山」がかなり近くで拝める。
田貫湖での釣り・田貫湖周辺のサイクリングなど幅広く愉しめる施設。
体験記 静岡県は富士宮市の「田貫湖キャンプ場」へやってきた。
このキャンプ場最大の魅力の一つに、「キャンプサイトから間近で富士山を見れる」という
抜群のロケーションがある。
こちらのサイトでのキャンプは今回が初めてなだけに、非常に期待値が高い。
山好き、キャンプ好きにとってこれ以上のロケーションはそうそうない。

早朝、といっても8時頃に埼玉を出て、お昼頃に到着。
「田貫湖キャンプ場」には、予約のシステムはないため、
サイト選びはいわゆる「早い者勝ち」となる。
現地に到着し、受付に行くとすでに駐車場より一番近い
「Aサイト」と呼ばれる場所はほぼ満員。
後に調べるとこのサイト一番人気のエリアらしい。

あちらこちらに埋め尽くされるテント・タープの山。
ソロキャンパー数名、そして多くは皆ベテランキャンパーの面々。
それぞれのスタイルですでに愉しげにキャンプを始めている。
これだけ素敵なロケーションで、かつ早い者勝ちの場所取りは当然激戦区となる。
やはり人気エリアでのサイト確保は付近での前泊が鉄則だろう。

受付で借りた手押し車にキャンプ用品を積み込み
サイト探しで30分程費やした後、ようやくそれっぽい場所を確保しキャンプスタート!
綺麗に整備された芝生の上で、富士の山を拝み、相方の作った
世界一美味い豚汁をすする。
肉とベーコンをビールで流し混み、好きな音楽をスピーカーで聴きながらふと思う。

「今日は休日。テントで一泊か」
自然の中で家族と過ごす時間は、日常の戦いを忘れさせてくれる。
この時間は永遠には続かないが、今は戦いの時ではない。
そう考えているだけでとても幸せな気持ちになった。
やはり自然の中で過ごす休日は良い。

どっぷりと日も落ち、あちこちで焚き火とランタンの火が灯りだし
美しい夜のキャンプが始まる。
辺りを散策していて思った事が、正直歩いているだけで「お祭り」に来たような気分になる。
というもの、これだけ広いキャンプ場でこれだけの数のキャンパーが夜にランタンやら
テントの電飾やらを灯すと、屋台こそないが、この季節に「祭り」の気分を味わえる。
あちこちから聞こえる音楽や持ち込んで演奏しているギターの音。
家族・友人とはしゃぎ笑う沢山の声がこの場の「イベント感」を盛り上げた。

ちなみにこのエリアに張れるテントは約300張。
この日はほぼ満席状態だったため、きっとMAXに近い設営環境だったのかもしれない。
とにかく夜は非常に賑やかで綺麗だった。
ゆっくりとした時が流れ、この日はテントに転がりこみ就寝。

夜の気温は13℃程度でやや肌寒かったが、テント+シェラフに入れば快適。
非常に過ごしやすい夜だった。
翌朝。朝食はバーガーとホットコーヒー。
先日コストコで購入した「HEINZ」というこのイエローマスタードがまぁうまい。
全然辛くないマスタードなので、ハンバーグやソーセージなどに大量にかけても大丈夫。
見つけたら是非試してみてほしい。きっと常備したくなる調味料のひとつに加わるはずだ。

十分に空腹が満たされた後は、この「田貫湖キャンプ」周辺の散策。
未開拓の地ではこの「散策」の時間が非常に愉しい。
湖の外周になにやらサイクリングロードがあったので、
レンタル自転車と持ってきたセグウェイで撮影がてらレッツディスカバリー。
言い忘れたが、入口付近と、サイト奥にはトイレ・炊事場・そしてシャワールームがある。
一番人気である南側テントサイトAの横にはテラスがあり、
ここから見る富士山とその山々は非常に絶景なので
是非カメラを持って記念撮影しておきたい。

また、田貫湖では釣りもできるため、キャンプの早朝から釣りを愉しんでいる人も多く、
地元の人などはフィッシング目的だけで来ている人も沢山いた。
一日券が700円とまた安いので、次回は釣りベースのキャンプで訪れても良い。

湖の外周を自転車で走るのはとても気持ちが良い。
キャンプ以外の副産物としてこういったレジャー要素が用意されている施設は
ポイントが高い。

納得するまで辺りを散策した後は、いよいよ撤収の準備。
受付から1枚支給されるゴミ袋の中身は持ち帰らなくて良いのはありがたい。
出たゴミは分別して指定したゴミ箱に持っていけばOKだ。

富士山を拝みながら湖でのキャンプ。
デザートにはコウモリ穴でのケイビングとなかなか充実した週末であった。

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