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大谷石地下採掘場跡地(Oya Underground)

キービジュアル
フィールド 大谷石地下採掘場跡地
アクセス 321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909 [MAP]
電話番号 028-652-1232
URL https://www.oya909.co.jp/
利用期間 AM9:00〜PM17:00
※臨時休館の場合あり(TELでの確認が確実)
駐車場 数十台有
料金 大人:800円
子供:400円(小・中学生)
【団体】※30人以上
大人:700円
子供:350円(小・中学生)
平日PM21:00以降は閉店24時まで1,000円
活動日 2009/5/17 | 2015/1/18 | 2018/8 |
ここが良い! 地下遺跡という、非現実空間を確実に体験できる神秘的なエリア。
夏でも非常に涼しいので暑い時期に涼みに行っても良い。
体験記 栃木県は宇都宮市の大谷町にある、大谷石地下採掘場跡。
相方と塩原温泉と渓流釣りに行った帰りに、常時車に入っている「珍名所ブック」を開くと
ここが掲載されているのを知りレッツディスカバリー。

圧倒される地下の雰囲気と観光に訪れる人々の数は
本で紹介されている情報からの期待を遥かに上回っていた。

この時の地下採掘場内の温度はわずか「8℃」。
度々持ってきては失敗するダウンジャケットもこの日ばかりは大正解となった。
三脚に一眼をセットしぼんやりと照らす白熱灯の明かりを頼りに
2万u(140m×150m)の地下迷宮を探索。
この美しくも奇妙な退廃感がかなり私好みのテイストである。

奥の方まで行く頃には、吐く息も白くなり
カメラを支える自分の手の温度をかなりのスピードで奪われている事に気づく。
それでも気持ちは高ぶり、奥へ奥へ。
この時相方はすでに地上で待機中である。
どうやら寒すぎたようだ。

静かに続く石段の数々は
かつてここで懸命に働く労働者の姿を想像させた。
約70年の間掘り続けられた巨大な地下空間の歴史は凄まじいものがある。

後で調べて見ると、こちらはかなりのアーティストが
この場所をバックにPVなどの撮影を行っていたようで
あの有名ドラマ「ライアーゲーム」の撮影でも使用されていた。
その他、美術展や各コンサートなども行われているかなりの名所なんだと気づいた。

現在は若干のリメイクを施されているが
この古代遺跡の様な風景はとても採掘場の跡地とは思えない。
いやむしろ、これこそが採掘場跡地なのかもしれない。
比較情報が乏しいため、ただただこの空間の感動に包まれてしまい
何とも言えない不思議な空間を堪能した後、ようやく地上へと出た。
まだ未体験の方は是非オススメだ。

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